アフリカにおけるIFCと日本のパートナーシップ

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アフリカにおけるIFCと日本のパートナーシップ

アフリカは将来、世界経済の新たな牽引役となるポテンシャルを秘めています。

今後、さらにデジタル革新や気候変動対応の分野で世界をリードし、強靱で環境に配慮したインフラや製造業、農業などで革新的な先行事例となることが期待されています。一方、同地域は紛争の影響下にある国々が世界最多で脆弱な状態が続くほか、サブサハラ・アフリカだけで約4億人が極度の貧困状態にあるなど、大陸全体の経済成長の実現にはさらなる支援が必要とされています。

こうしたアフリカの発展を後押しするため、IFCは最貧国や脆弱国も含めた幅広い国とセクターで投融資とアドバイザリー・サービスを実施しています。日本の政府や企業、公的機関とも、信託基金や協調投融資などを通じて連携しており、それぞれの資金力と専門的知見を結集して成果の最大化を図るなど、極めて重要なパートナーシップ関係を築いています。

 

TICADについて

TICADとは、Tokyo International Conference on African Development(アフリカ開発会議)の略であり、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催しています。第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)は2025年8月20日~22日に横浜で開催され、国際金融公社(IFC)も世界銀行グループの一員として参加します。

 


IFCがアフリカで進めるさまざまなプロジェクト
 

クライメートスマートな農業プロジェクトがアフリカの食料安全保障を強化する

ケニアで女性が経営する中小零細企業の成長機会の拡大を図る、IFCとフィンテック企業M-KOPA社とのパートナーシップ


2024年度 アフリカにおけるIFCの活動

  • 142億ドル 同地域での投融資承認額
  • 130件 支援プロジェクトの数
  • 45カ国 民間セクターの開発支援を実施した国の数

30カ国

45カ国の内、低所得国や紛争影響下にある脆弱国の数

39億ドル

貿易金融分野での融資承認額

16億ドル

小規模ビジネスの成長支援の分野での投融資承認額

11億ドル

デジタル接続の推進分野での投融資承認額

19億ドル

気候変動の緩和策と適応策の分野での投融資承認額

 

※すべて2024年度のアフリカ地域での活動に限定した数値


TICAD関連のイベント情報

イベントは詳細が決まり次第、こちらに掲載いたします。